ワガママな独占欲

他人に求められることが嬉しくて、好かれるためなら何にでも素直に笑顔でうなずいていた雫。
心から愛してくれる恋人・一成ができても、もし少しでもワガママを言ってしまったら、寛容じゃない自分…を嫌いになるんじゃないかと、本当の自分を出せずにいた。
ホントは、心から甘えたいのに…。
そんな雫に、仕事で海外へ行くと一成が告げる。
離れたくない気持ちを、雫は伝えるべきか迷い…。