あの時からスキだったんだと思う(下)

最愛の甲斐田瑛志のライブに、ベーシストとして一緒にステージに立った菅谷真央。ライブは大成功するが、無理がたたった甲斐田はライブ後倒れ、救急搬送される。急死のデマが流れ、驚愕する菅谷だったが、生きていることがわかり、安堵する。それもつかの間、菅谷にハリウッド映画の話が舞い込み、甲斐田と離れ離れになってしまう菅谷は思い悩む。甲斐田も回復後、うまくギターが弾けなくなったことでアーティストとして思い悩み、お互いに苛立つ二人は次第にすれ違ってしまう。だが、本音をぶつけあった二人は、どんな自分でもお互いが必要なんだと再認識する。そんな時、二人の仲が公にされるゴシップが流れて…!?　スポンサーや各方面から非難を浴び、窮地に立たされる菅谷だったが、甲斐田の計画で大逆転のサプライズが―――!?
巻末には、コミックスでしか読めない描き下ろしも収録！