内容紹介
神にその身を捧げたはずが、兄に攫われ――?
たてつづけに両親を亡くした貴族の子息・ラシェルは、自分が父の実の子ではないと知る。
俗世を捨て神官となる道を選ぶ。
ずっと自分を慈しみ守ってくれた頼りがいのある兄・クラレンスに相談しては、決心が揺るぎ縋ってしまうと思い、何も言わず家を出たラシェル。
しかし、事実を知ったクラレンスに攫われてしまい――?
たてつづけに両親を亡くした貴族の子息・ラシェルは、自分が父の実の子ではないと知る。
俗世を捨て神官となる道を選ぶ。
ずっと自分を慈しみ守ってくれた頼りがいのある兄・クラレンスに相談しては、決心が揺るぎ縋ってしまうと思い、何も言わず家を出たラシェル。
しかし、事実を知ったクラレンスに攫われてしまい――?