狼と狐の夜

内容紹介

あいつは俺が知っている男か?

JR新橋駅近くに店を構える桐島司郎は、澤乃組の飴屋が経営する消費者金融に金を返すため、日々働いている。
そんなある日、飴屋から破格のアルバイトを提案される。
報酬は五百万円。五日後に挙式する花婿の二十四時間つきっきりのボディガードだ。
ヤクザは大嫌いだし、ろくでもない仕事に決まってる。
わかっていても借金のため、司郎はしかたなく請け負う。
そこに現れたのは、忘れられない男だった!?