
学園の卒業パーティーで、婚約者の侯爵令息アルギロスから婚約破棄をされた大公家の次男リヴィアス。
婚約破棄を告げるアルギロスの隣には、彼の浮気相手である男爵家の令嬢モノリスがいた。
さらにアルギロスは、リヴィアスが作った流行り病を治す薬を本当に作ったのはモノリスだと宣言する。
モノリスの嘘を信じ、断罪しようとするアルギロスにリヴィアスは疲れてしまった。
「……もう、無理。このままだと心が死ぬ」
そう感じたリヴィアスは婚約破棄を受け入れ、婚約破棄を聞きつけた隣国に住む従兄弟が招待してくれたのを機に、静養と称して隣国に行くことになった。
家族や隣国で出会った優しい人達に癒やされ、今後は婚約せずに、薬師として生きることを考え始めるが、
ひょんなことから出会った王太子ラディウスにやけに気に入られてしまう。
一方、元婚約者のアルギロスは周囲の非難に耐えかね、リヴィアスとよりを戻そうと画策し……