売れないハンドモデルの美夜子。
モデルだけでは食べていけず、本業は事務職のOLをして日々を過ごしていた。
そんな彼女のもとに、ある日、一流企業の副社長が訪ねてくる。
彼は、美夜子がモデルを務めたジュエリーの広告を見て、どうしようもなくそこに写った手に惹かれ、お願いがあって会いにきたのだという。
ひどく憔悴した様子の彼に持ちかけられた相談内容は、予想外のもので……?
セレブな紳士と“魔性の手”を持つハンドモデルが紡ぎ合う禁断のアブノーマル?ラブ、文庫だけの書き下ろし番外編も収録!