月下の誓い

幼い頃から奴隷のシャオは、主人に暴力を振るわれているところを通りかかった男に助けられる。
赤い瞳と白い髪を持つ男はキヴィルナズと名乗り、シャオを買うと言い出した。
容貌のせいで周りから化け物と恐れられていたキヴィルナズ。
だが、シャオは献身的な看病を受け、生まれて初めて人に優しくされる喜びを覚える。
なぜ助けてくれたのかと問うシャオに、キヴィルナズはどこか愛しいものを見るような視線を向けて…。