恋人で社長の印南を支えたいという気持ちから、社内公募での秘書課の研修を受けることにした青依。
自分とは違ってハイスペックな諸星や柳沢に終始圧倒され、印南や酒匂に見守られながら、自分なりにくらいついていく日々だ。
研修もいよいよ大詰めの3週目に入り、少しずつ秘書業務にも慣れてきたある日。
マンションでの二人のキスシーンの写真を週刊誌にすっぱ抜かれてしまった――!!
印南の長期出張中に起きた予想外の出来事に、戸惑いを隠せない青依。
事態を収拾しようと酒匂が必死に動いてくれているが、自分ではどうすることもできずに落ち込むばかり。
「今回の秘書選抜は、あなたを選ぶための出来レースだったってわけ!?」
それに追い打ちをかけるように、あらぬ言いがかりをつけられてしまい…!?