思い出のノートに綴られた、誰にも言えない秘密の持ち主は誰!?
地元の携帯ショップに勤める、穏やかで面倒見のいい史生。
お隣の生島三兄弟とは、片親同士ということもあって、
幼い頃から家族同然に育ってきた。
末っ子の海里は、大学生になっても女の子みたいに可愛らしいし、
次男で同級生の哲二は大柄で厳つい見た目に反して、意外と繊細。
弟たちから敬遠されている長男・直隆は、なんでもできる超人扱い――
そんな彼に、史生は初恋を抱き、こっぴどくフラれた過去がある。
直隆の上京を機に葬り去った思い出だったけれど、ある日、直隆が突然の帰還!!
理由のわからないUターンに、哲二と海里はもちろん、史生も困惑を隠せない。
そんな折、幼少期に三兄弟と交わしていた交換日記が、なぜか自宅ポストに投げ込まれていて!?