内容紹介
「お前の心を奪う者など、ひとりもいらない」
『暴虐帝』アルドルと婚姻を結んだ、クルヴァ王国最後の姫君・エア。
女王となったエアは、『赤』『青』と呼ぶ侍女の助けもあり、 盾突く国内の貴族達を治めていく。
「それ以上の寵愛を与えたら、相手が誰であれ、俺が殺す」
徐々に、自分の世界を広めていくエアの姿を見て、 アルドルは嫉妬心を隠せず、夜毎にエアを愛し、抱き尽くす。
そんな中、隣国・カペラ王国から、大使・コルディアが来訪する。
貞淑な未亡人に見える彼女だが、 実は過去にアルドルとただならぬ関係だったようで……。
人を惑わす美貌の裏、コルディアの持つ『悪意』が、エアに牙を剥きはじめる。
一方、クルヴァ王国を追われた元王女・トゥルヴィダ。
夫である楽師の指を治療するため、旅芸人として日銭を稼いでいた。
苦しい生活の中、歌姫として頭角を現すトゥルヴィダ。
そこへ、欲にまみれた神殿の魔の手が忍び寄り――。
謎を深めていくエアの出世の秘密と、赤髪の『呪い』の真相。
甘く鋭さを増していく、暴虐帝の独占欲。
絡まる情欲が波乱を呼ぶ、大注目の異世界TL、第二巻。
『暴虐帝』アルドルと婚姻を結んだ、クルヴァ王国最後の姫君・エア。
女王となったエアは、『赤』『青』と呼ぶ侍女の助けもあり、 盾突く国内の貴族達を治めていく。
「それ以上の寵愛を与えたら、相手が誰であれ、俺が殺す」
徐々に、自分の世界を広めていくエアの姿を見て、 アルドルは嫉妬心を隠せず、夜毎にエアを愛し、抱き尽くす。
そんな中、隣国・カペラ王国から、大使・コルディアが来訪する。
貞淑な未亡人に見える彼女だが、 実は過去にアルドルとただならぬ関係だったようで……。
人を惑わす美貌の裏、コルディアの持つ『悪意』が、エアに牙を剥きはじめる。
一方、クルヴァ王国を追われた元王女・トゥルヴィダ。
夫である楽師の指を治療するため、旅芸人として日銭を稼いでいた。
苦しい生活の中、歌姫として頭角を現すトゥルヴィダ。
そこへ、欲にまみれた神殿の魔の手が忍び寄り――。
謎を深めていくエアの出世の秘密と、赤髪の『呪い』の真相。
甘く鋭さを増していく、暴虐帝の独占欲。
絡まる情欲が波乱を呼ぶ、大注目の異世界TL、第二巻。