内容紹介
“太陽の恩寵を受けられず寒さに凍える”
そんな呪いをかけられた平原の国。
王のウオルシュは国を守るため我が身に呪いを移し替え、陽の光を受けられない昼は鷹の姿で別邸の水晶城に籠もる。
そしてヒトの姿に戻る夜、本城で政務を執る生活を送っていた。
ある日の早朝、鷹のウオルシュは雪原で、あたたかそうな冬毛の小鳥を見つける。
暖を取ろうと捕まえると、それはヒトの姿を持つ鳥族の青年・エナガだった。
ウオルシュはエナガを解放したが、なぜか翌日も城へやってきた。
食料の少ない冬、手に入れたわずかな実を届けにくるエナガが、ウオルシュは気になりはじめる。
だが、王としての威厳と覇気を備えたウオルシュが迫るとエナガはいつも怯え…?
そんな呪いをかけられた平原の国。
王のウオルシュは国を守るため我が身に呪いを移し替え、陽の光を受けられない昼は鷹の姿で別邸の水晶城に籠もる。
そしてヒトの姿に戻る夜、本城で政務を執る生活を送っていた。
ある日の早朝、鷹のウオルシュは雪原で、あたたかそうな冬毛の小鳥を見つける。
暖を取ろうと捕まえると、それはヒトの姿を持つ鳥族の青年・エナガだった。
ウオルシュはエナガを解放したが、なぜか翌日も城へやってきた。
食料の少ない冬、手に入れたわずかな実を届けにくるエナガが、ウオルシュは気になりはじめる。
だが、王としての威厳と覇気を備えたウオルシュが迫るとエナガはいつも怯え…?