鎌倉お寺ごはん あじさい亭の典座さん
作者 | 遠藤遼 |
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イラスト | 小嶋ララ子 |
ジャンル | 文庫 |
JAN/ISBN | 9784040732527 |
出版社 | KADOKAWA/富士見書房 |
レーベル | 富士見L文庫 |
発売日 | 2019-07-13 |
価格 | 704円(本体640円) |
内容紹介
晴れた5月。
会社を辞めたばかりの元営業マン・空也は、
精進料理の店「あじさい亭」で働かせてほしいと頼みこむため鎌倉にやってきた。
しかし店主である僧侶・蓮沼竜玄は拒否。
ついには、椎茸干しに集中して空也の話に相づちもしなくなる。
取り繕った志望理由を話していた空也だが、
つい人に言おうと思っていなかった「精進料理店への再就職」を願った本当の理由を口にする。
「このまえ大好きだったばあちゃんが死んだ。葬式でも泣いた。堪らない気持ちで。
なのに、そのときの料理が旨くて。味は違うのにばあちゃんの料理を思い出した。それ作ったのが――」
空也の独白に竜玄は……?
会社を辞めたばかりの元営業マン・空也は、
精進料理の店「あじさい亭」で働かせてほしいと頼みこむため鎌倉にやってきた。
しかし店主である僧侶・蓮沼竜玄は拒否。
ついには、椎茸干しに集中して空也の話に相づちもしなくなる。
取り繕った志望理由を話していた空也だが、
つい人に言おうと思っていなかった「精進料理店への再就職」を願った本当の理由を口にする。
「このまえ大好きだったばあちゃんが死んだ。葬式でも泣いた。堪らない気持ちで。
なのに、そのときの料理が旨くて。味は違うのにばあちゃんの料理を思い出した。それ作ったのが――」
空也の独白に竜玄は……?