内容紹介
帆高には崇拝している人がいる。十二歳の春に出会った、廃屋に隠れ住む美貌の男リオン。
化物に狙われた帆高を身を挺して守ってくれた彼は、吸血鬼だった。
それ以来、帆高は人の血を吸おうとしないリオンのため、迷惑がられながらも食事を運んでいる。
そして現在、大学生になった帆高は再び怪異に巻き込まれていた。
リオンは傷つくのを厭わず守ってくれるが、それが自殺願望ゆえと知っている帆高は――。
化物に狙われた帆高を身を挺して守ってくれた彼は、吸血鬼だった。
それ以来、帆高は人の血を吸おうとしないリオンのため、迷惑がられながらも食事を運んでいる。
そして現在、大学生になった帆高は再び怪異に巻き込まれていた。
リオンは傷つくのを厭わず守ってくれるが、それが自殺願望ゆえと知っている帆高は――。