内容紹介
「おまえを忘れたことなどなかった。ただのひとときも」
キアルは殯ノ夢見。
死者の最期のメッセージを受けとるのが仕事だ。
聖王国で奇跡の体験をして余韻に浸るまもなく、故郷からチャテマが危機的な面持ちで訪れた。
「夢見が夢を見られなくなった」というのだ。
聖王子ラトマに引き留められるが、キアルとハイリルは、チャマテとともに殯衆のもとへ戻る。
まじない師であるティファトとは引き離されることに。
向かったのは殯衆最古の学舎。
この異常事態を解決するために、殯衆すべての座の代表が集まるが、キアルが戒律を破ったせいだと責められてしまい…
キアルは殯ノ夢見。
死者の最期のメッセージを受けとるのが仕事だ。
聖王国で奇跡の体験をして余韻に浸るまもなく、故郷からチャテマが危機的な面持ちで訪れた。
「夢見が夢を見られなくなった」というのだ。
聖王子ラトマに引き留められるが、キアルとハイリルは、チャマテとともに殯衆のもとへ戻る。
まじない師であるティファトとは引き離されることに。
向かったのは殯衆最古の学舎。
この異常事態を解決するために、殯衆すべての座の代表が集まるが、キアルが戒律を破ったせいだと責められてしまい…