内容紹介
国会で働く碧は、その「声」に耳をそばだててしまう。
滑舌よく明瞭な声の主は、新聞社政治部記者の西口。
食堂の定位置―碧の隣のテーブルで、忙しなく騒がしく食事して去る彼は、日々をひっそり重ねる碧とはまるで正反対だった。
しかしある出来事を境に、西口は碧を構うようになる。
彼の素顔に触れるにつれ、次第に惹かれていく碧だが…。
滑舌よく明瞭な声の主は、新聞社政治部記者の西口。
食堂の定位置―碧の隣のテーブルで、忙しなく騒がしく食事して去る彼は、日々をひっそり重ねる碧とはまるで正反対だった。
しかしある出来事を境に、西口は碧を構うようになる。
彼の素顔に触れるにつれ、次第に惹かれていく碧だが…。