内容紹介
「きみは俺をいつか忘れる」
そう言って、子供の頃から一緒に暮らしていた櫂が律也の前から姿を消した。
「二十歳になるまで自分のことを覚えていたら迎えに来る」という約束も残して。
そして五年後。
約束の日を待つ十九歳の律也の前に現れたのは、律也のことを忘れ、『夜の種族』に変化した櫂だった…。
そう言って、子供の頃から一緒に暮らしていた櫂が律也の前から姿を消した。
「二十歳になるまで自分のことを覚えていたら迎えに来る」という約束も残して。
そして五年後。
約束の日を待つ十九歳の律也の前に現れたのは、律也のことを忘れ、『夜の種族』に変化した櫂だった…。