内容紹介
相手の未来が見えてしまうせいで肉親に棄てられた邑は、神社で巫女として育てられることになった。
連れてこられた神社の裏手に広がる池で、邑は不思議な出来事に遭遇する。
透き通るような水面に、美しい魔性のものの姿を見たのだ。
その魔物──須佐王の未来が見えなかったことから、何の恐れも抱かずに誰かと向き合える歓びを知り、彼とともに行くのを願うけれども……。
連れてこられた神社の裏手に広がる池で、邑は不思議な出来事に遭遇する。
透き通るような水面に、美しい魔性のものの姿を見たのだ。
その魔物──須佐王の未来が見えなかったことから、何の恐れも抱かずに誰かと向き合える歓びを知り、彼とともに行くのを願うけれども……。