内容紹介
身体が人の手のひらに乗るほどしかない兵九郎は、月の光の下では人並みの大きさになれる。
それゆえに祟りの子と噂されてきた。
兵九郎は噂を覆すべく里を出て都にのぼり、京の貴族・琴平の守護役となることに成功した。
琴平を踏み台に出世をもくろむ兵九郎。
だが、何かといい加減な琴平はどうにも喰えない男で…。
それゆえに祟りの子と噂されてきた。
兵九郎は噂を覆すべく里を出て都にのぼり、京の貴族・琴平の守護役となることに成功した。
琴平を踏み台に出世をもくろむ兵九郎。
だが、何かといい加減な琴平はどうにも喰えない男で…。