内容紹介
高校時代、無理矢理拉致された僕を、目隠しのまま──優しく、暖かく、抱いてくれた人。「彼」が何度も僕にかけてくれた言葉……“大丈夫や”“だいじょうぶ”。
導かれて自失するほど恵まれた初体験の後、足首と性器を断たれ、無性になった僕は「彼」のその言葉──僕にとって絶望を救う奇跡の呪文──を支えに、「彼」のことだけを想い、生き延びてきたんだ──。
導かれて自失するほど恵まれた初体験の後、足首と性器を断たれ、無性になった僕は「彼」のその言葉──僕にとって絶望を救う奇跡の呪文──を支えに、「彼」のことだけを想い、生き延びてきたんだ──。